台湾の老舗台湾料理店・欣葉(シンイエ)のワタリガニおこわと角煮

台湾旅行で、欣葉(シンイエ)に行きました。

 

いくつか店舗がある中、今回は新光三越南西店に入っている台菜南西店へ。

新光三越は台湾の新光グループと日本の三越が共同で作った百貨店だそうで、店内を歩いているとどこか知っている空気を感じました。

お店

欣葉は、台湾料理の老舗として知られる人気店です。

 

「老舗で安心感があり、ちゃんと美味しい名店」

という印象で、気軽な食堂ではないけれど、一生に一度の超高級店というわけではなく、家族で少し良い食事をしたり、親族の集まりや接待に利用したりするようなお店です。

しっかりしているけれど、肩肘は張りすぎない。

日本で例えるなら、銀座アスターのような立ち位置です。

 

店内は多くの方で賑わっていました。

年齢層はやや高め。

ビジネスライクな会食をしている方々もいれば、親族で集まっているグループ、高齢のご夫婦、マダムたちのランチ会らしきテーブルもありました。

 

英語が通じました。

クレジットカードも利用できます。

 

▼メニュー一部

実食

ワタリガニの台湾スタイルおこわ、豚の角煮、杏仁豆腐、スイカジュース(季節のジュース)を注文しました。

どれも美味しかったです。

カニおこわ

蓋を開けた瞬間、湯気がぶわっと立ち、幸せの香りがします。

 

おこわは、たくさんの旨味が重なり合った味。

カニ、干し椎茸、干しエビ、干し貝柱、肉、おそらくこれらの素材がもち米に染み込み、奥行きと立体感のある旨味たっぷりの味になっていました。

 

少し白胡椒のような、ふわっと立ち上るスパイスの香りを感じます。

塩味が強すぎないのでインパクトは優しいですが、とても丁寧で凝った味がしました。

豚の角煮

メニューには「欣葉角煮」と書かれており、お店の看板料理のひとつのようです。

 

脂身は多いのに、不思議と重くありません。

印象としては、脂身というより、豚足のコラーゲンを食べている感覚でした。

赤身は、ほろりと柔らかく、しっとりしています。

 

味付けはきりっとしているのですが、尖ったところはなく、全体として優しい印象でした。

 

台湾では、いろいろな料理で、脂身を楽しんでいる印象を受けます。

日本と異なる豚の脂身の味わい方がとても興味深い一品でした。

杏仁豆腐

メニューに「欣葉名物手作りモチモチ杏仁豆腐」と書かれており、とても興味が惹かれました。

日本でよく見かける、ゼラチンや寒天の杏仁豆腐とは別物。

芋系のでんぷんで固められている印象で、もちっと、むっちりとした食感です。

 

シロップはほんのり甘くさっぱりしていて、杏仁豆腐自体は甘さ控えめです。

見た目以上に食べ応えがありました。

ピーナッツ餅

サービスでいただきました。

 

水分量の多いお餅で、もちもち。

ピーナッツが香ばしい。

烏龍茶

注文後、すぐ出してくださいました。

何度もお湯を注ぎに来てくださって、そのたびに味わいが変化し、とても美味しく楽しい体験でした。

スイカジュース

季節のジュースは何があるのか伺ったところ、スイカジュースがあると知り、迷わず注文しました。

 

スイカジュースは、どこで飲んでも美味しいですが、今回も期待を裏切らない美味しさでした。

グラスに注がれているので、上品な気持ちで楽しめました。

まとめ

ローカルな食堂も、夜市の屋台も、少し良いお店にも行ってみたい。

欣葉は、その「少し良いお店」の役割を担ってくれる場所でした。

 

台湾料理を落ち着いて味わいたい時に、心強い選択肢になると思います。

旅の幅を広げてくれる素敵なお店でした。

 

▼欣葉台菜南西店