吉野さやかちゃん( 株式会社あとりえ林檎代表)の『やったことリスト手帳』を、2023/06/05から活用しています。
約半年間使う中で、自分の中でいくつかコツを見つけました。
『やったことリスト手帳』をお使いで、より有効活用したい方、書き方に迷われている方の参考になれば。
目次
「そんなことも書くの?」というものも書く。
「そんなことも書くの?」という、ささいな行動も書きます。
例えば、著者のさやちゃんは、「シャンプーの詰め替え」という、いわゆる「名もなき家事」も書いていらっしゃいました。
「シャンプーの詰め替え」は、たいてい誰でもやっているはずです。
でも、それを自分の中でカウントしているかどうかで、満足度が変わるのだと思います。
行動は、書いてカウントしないとつい忘れます。
そして、後から振り返ったときに「自分、今日何やったっけ……」となりがちです。
▼私は、良かったことも、カウントしないと忘れます。
参考記事:どうしたら幸せになれる?絶対に幸せになるためのポイント3つ。
『やったことリスト手帳』に書くことで、行動をちゃんとカウントしてあげます。
例えば私は、
- コンタクト(←朝起きてコンタクトを入れる、の意味)
- 移動 自宅~◯◯
- 着替え
- 漢方(←漢方飲んだ、の意味)
- サプリ(←サプリ飲んだ、の意味)
も書いています。
また、書くことで、
「この動作は、項目ひとつ分として計上すべき、大切なものなんだ。」
「私がしたこの動作には、価値がある。」
と認識できます。
細分化して書く。細かさは人それぞれ。
行動は、細分化して書きます。
洗濯ひとつでも、
- 洗濯
と1行で済ますのではなくて、
- 洗濯物をネットに入れる
- 洗濯機を回す
- 洗濯物を干す
- 洗濯物をとりこむ
- 乾燥機かける
- 乾燥機のほこりをとる
- 洗濯物を出す
- 洗濯物をたたむ
- クローゼットにしまう
etc…
と細かく書きます。
どのくらい細分化するかは人それぞれ。
自分自身がほっとするまで、満足感を感じるまで細分化するのが良い、と思いました。
ごみ捨てがめんどうではない人は、きっとごみ捨ては、
- ごみ捨て
1行だけで良いと思います。
私は、ごみ捨てがとても面倒なので、「ごみ捨て」の1行だけだと、
「こんなにめんどうな工程をたくさんこなしたのに、書けるのは1行だけ……orz」
と寂しい気持ちになります。
なので、
- 自室のごみ回収
- 自室のごみ分別
- 洗面所のごみ回収
- ロボット掃除機のごみ回収
- ダイソンのごみ回収
- 生ごみ処理機のごみ回収
- ごみまとめ(←燃えるごみの袋をしばって、新しい袋に取り替える、の意味。)
- ごみまとめ(←プラごみの袋しばって、以下略)
- ごみまとめ(←紙ごみを紙袋に入れてビニールひもで縛るの意味)
- ごみ捨て(←ごみ捨て場に持っていくの意味。)
と書いています。
約10行。
ここまで細かくすると、自分の行動ひとつひとつが労われている感覚がします。
とても満たされた気持ちになります。
逆に、私はお風呂に入ることが苦ではないので、お風呂は、
- お風呂
1行で十分です。
でも、お風呂が嫌いな人は、
- 服を脱ぐ
- メイク落とす
- 髪洗う
- トリートメントする
- 体洗う
etc…
と書くと、きっと満足度が上がります。
私の場合、お風呂をそこまで細分化して書くと、無意味な気持ちになります。
細分化の程度は、人それぞれ、行動それぞれだと思われます。
細かい工夫、変化も書く。
細かい工夫や変化があれば、それも書きます。
掃除をする順番を変えたとか、新しい調理道具を使いはじめたとか。
工夫や変化は、自分が自分にその分配慮してあげた、という大切な行動です。
なので、ちゃんとカウントしてあげます。
例えば私の場合は、自分の部屋でストレッチをするときに、いつもと違うことをしたら、
- ストレッチ―開脚も
- ストレッチーウエアに着替えて
- ストレッチー姿見を出して
- ストレッチーDIPTYQUEのキャンドル点けて
- ストレッチーBGMを◯◯に
などと、少し付け加えます。
▼お気に入りの、焚き木の香りのキャンドル。
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一番やりたくないことからやる。
取り組むタスクの順番は、
- 緊急度の高いもの(締め切りが近いもの等)
- 緊急度が高くないけれど、めんどうくさいもの
です。
心のハードルが低いタスクばかりをやると、『やったことリスト手帳』を見直したときに軽いものばかりが書かれていて、心がスカスカな感覚になります。
あと、シャカシャカ動いている割に上辺しかなぞっていないというか。
心や生活や人生が空転している感覚になります。
タスクのめんどうくささが強ければ強いほど、終わらせた時の達成感も強いです。(当たり前かw)
『やったことリスト手帳』に、書いたときも、見返した時も、よし、と手応えを感じます。
書く順番は気にしない。
私は、書く順番は、必ずしもやった順でなくて良いと思っています。
順番通りでも、順番通りでなくても、満足度は変わらない気がしました。
行動の名前を徐々に統一していく。
例えば、名もなき家事はその名の通り、
「料理」「洗濯」「アイロンかけ」
みたいに、具体的な名前がついていなかったりします。
具体的な名前が無いものは、やっていくうちに自分の中で名前を固定していくのがおすすめです。
そうすると、やったときの達成感がよりクリアになります。
例えば私の場合は、今は家のあちこちあるごみ箱のごみを回収してくることを、今は、
- ごみ回収
と呼んでいます。
最初は、
- 洗面所のごみ集め
- 洗面所のごみ箱を空にする
- 洗面所のごみをごみ袋に入れる
etc…
色んな表現をしていました。(文字ブレ)
そのうち徐々に、「ごみ回収」というに呼び方に固まりました。
今まで名前が無かった動作に名前がつくと、動作の輪郭がはっきりします。
すると、その動作をしたときの「やった感」が増す気がしました。
(感覚的な表現ですが、気体から個体になる感覚がします。)
まとめ。『やったことリスト手帳』、ぜひ色々工夫して使ってみて。
活用の仕方は人それぞれですが、今のところ私はこんな感じです。
やり方を改良して、そのときの感覚を確認して、またやり方を改良して、の繰り返しをしていくと、より満足度がアップします。
また発見があれば、追記していきます。
▼とても素敵な手帳です。ぜひ。