12月下旬から半月ほど、冬休みということもあって、旦那氏がずっと家にいた。
久しぶりに旦那氏が出勤日ということで、たぶん半月ぶりに旦那氏と10m以上離れる。
冬休み×テレワーク×コロナ禍で人と会わない×お互い引きこもり体質という、色んな要素が重なって、気づいたらこうなっていた。
半月も誰かとずっと至近距離で一緒に過ごすなんて、なかなか無い気がする。
宇宙飛行士くらいじゃないか。
それでも、ずっと一緒にいて苦にもならず、その後また別行動しても何も困らない。
一緒にいて心地良いかつ、依存もしていないなんて、最高の関わり方だと思う。
20代前半までは、「他人とずっと一緒になんていられない」「どうして結婚なんてしなきゃいけないんだろう」と思っていた。
他人といると、自分の軸が保てなくて心地が悪かった。
というより、常に心がぐらぐらしていたから、何もせずに一人でいても心地悪かった。
自分の気持ちが自分で理解できていないから、本音も言えない。
本音が言えていないから、自分と合うパートナーに全然出会えていなかった。
誰と関わっても「どうしてうまく合わせられないんだろう?」「良いパートナーシップを築ける人が正しいのに、どうして私はできないんだろう?」と、おかしな考え方をしていた。
自分で自分の心を満たすことを知らないから、他人がその人自身を満たせていないと、「分かってあげなくちゃ」「なんとかしてあげなくちゃ」と思っていた。
他人との境界線が引けていないから、いつも人との距離感がなにかおかしかった。
自分が他人と気楽にずっと一緒にいられている姿が、まったく想像できなかった。
それが今やこうですよ。
世界はまるっと変わる。
自分を満たせば、自分の輪郭がはっきりする。
誰かと一緒にいても、平穏でいられる。
自分が明確になるから、自分に合う人とも引き合う。
私と出会ってくれた旦那氏に感謝。
自分で自分を満たせるようにした、過去の自分にも感謝。
自分の満たし方を発信してくださっていた方々にも感謝。
写真は近所の公園のロウバイ。
冬でも咲く花は咲く。