フェムカイロ(おまたカイロ)で、子宮は温まるのか?温まらないのか?
そして、女性の身体の役に立つのか?役に立たないのか?
詳しく調べてみました。
目次
おまたカイロでは子宮は温まらない説
(中略)そもそも子宮は構造的に骨盤内の深部にあり、周囲には太い血管があって温かい血液が流れているため、冷えとはほど遠い環境にあります。
子宮を温める必要はなく、また、体の外側から内職を温めることは不可能です。
つまり、フェムカイロ(おまたカイロ)を陰部に当てて温めていても、子宮には届かないと。
ただこう付け加えていらっしゃいました。
では、体を温めることに意味がないかというと、そうではありません。
湯船につかり温まると全身の血行が促され、むくみや肩こり、腰痛など生理にともなう症状が緩和されます。
入浴にはリラックス効果もあるので、生理のときの心身の疲れをほぐすのに役立ちます。
▼2024年出版
臓器をダイレクトに温めることはできないけれど、身体を温めると全体的に良い効果があるよ、ということですね。
おまたカイロでは子宮は温まる説
【子宮や膀胱をあたためる布ナプキンのすごい効果】
繰り返し使えて蒸れにくい布ナプキンは、生理中だけでなく、日常的につけると子宮や胱をあたため、冷えを改善します。
(中略)
市販のよもぎ温熱パッドなら、子宮や膀胱、大腸にダイレクトに熱が伝わり、血流がよくなって全身があたたまります。
こちらは、先に紹介した本とは反対に、おまたカイロだけでなく、布ナプキンも着けるだけであたたかいと、とても褒めている本です。
「市販のよもぎ温熱パッド」
とありますが、例えばこちらのことかと思われます。
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結論。医師の方の意見が割れているので、素人は判断できない。
上記は、両方とも女性の医師の方が監修された本です。
他に、論文等を色々探しましたが、おまたカイロに近い話は見当たりませんでした。
(「腰や下腹部を温めると、月経痛が緩和されるよ」という論文は発見しました。)
▼参考文献
細野 恵子, 市川 正人, 田上 恭子, 井垣 通人,2010,『蒸気温熱シートによる若年女性の月経随伴症状緩和の有効性』
医師の方の意見が割れているので、素人が判断つけられることではないなと思いました。
番外編・外性器が温まっていることが重要説
中性漫画家・新井祥先生が、ご自身のコミックエッセイで、こう書かれていました。
「寒くなって気づいたことがある。
股間が冷えてると…性欲が出ない!!」
人間というのは性的興奮がおきると、生殖器に血がいきわたるもので……
ソコが冷えていたら感度も落ち…性欲が高まらないのではないか(略)」
(中略)
「やっぱ冷えてるとダメなんだな、局部は」
分かる〜と思いました。
まとめ。それをふまえたうえでの、私の考え。
色々調べた上で、かつ、実際にフェムカイロ(おまたカイロ)を使用した上で考えました。
今の私の考えは、
「フェムカイロ(おまたカイロ)の温かさは、さすがに子宮までは直接届かない気がする。遠すぎる。」
「とはいえ、陰部が温まっていることは、とても大切なのでは。」
「新井祥先生の書籍では『性欲』と表現されていたけれど、『生命力』なのでは。
陰部が温まっていないと、生命力がフルパワーで出せないのでは。
第一チャクラだし。」
「フェムカイロ(おまたカイロ)には、つけていてあったまる、なんとなく気持ち良い、ほっとする、という感覚がある。
今後も引き続き観察したい。」
です。
▼新井先生大好きなので、書籍全巻持っています♡