私は、PMSがひどい方です。
(生理痛はあまりひどくはないのですが。)
月経が始まる5日前から、
- 全身がだるくて起き上がれない
- 気持ちが絶望する
- 何もしたくない
- 頭痛
などが起こります。
以前、ボディートークで相談したら、
「PMSに悩む人は、『女性性』を否定してる人が多い」
と言われました。
(子宮系の不調でよく聞きますね。)
でも私は、外見も女性らしいファッションが大好きです。
自分の「女性性」を否定している感覚も特に無く。
あまりピンと来ていませんでした。
が、最近分かりました。
外見やファッションのことではありませんでした。
「感情的な人」
「ヒステリックな人」
「怒りをまき散らす人」
こういった方への侮蔑感や、心の底から見下す気持ちでした。
きっかけは、私の場合はやはり毒母でした。
私が生まれた家では、毒母が朝から晩まで叫んでいました。
自分が持ってる不満を、関係無い他人(私)にぶつけ続ける見苦しい姿を約20年見続けてました。
「なんでこういう人が、人間界で生きているのだろう。
本当に無理。
信じられない。
他人に危害を加えるくらいなら、人から離れて孤島で生きればいいのに。
それができないなら、◯んでほしい。
どうして生きているの?
こんな振る舞いをするのは、人としてレベルが低いから。
私だったら、絶対にこんなことしない。
こんな見苦しい振る舞いをするような、低レベルな人間には絶対ならない。」
と思ってました。
(相当強い気持ちで蔑んでいます。)
この意識があったので、普段から自分の行動はかなり気にしていました。
その甲斐あってか、周りの人からは、
「あなたは大人だね。」
「落ち着いてるね。」
と言われていて、自分でも誇らしく思ってました。
でも同時に、感情を出す習慣を失ってました。
普通に生きていたら、
悲しくなったり、
満たされなかったり、
怒りがわいたり、
ポジティブな感情だけでなくネガティブな感情もわきます。
私は、その度に、マインドフルネスをしたり、ノートに書いたり、解決方法を考えたりして、落ち着いた気持ちに戻すようにしてました。
でも、その根っこにあったのは、ネガティブな感情を持つことを否定する気持ちでした。
「私は毒母のように、
見苦しい人間には絶対ならない!
だから、ネガティブな感情は持っていたくない。
ネガティブな感情は早く消す!!
ネガティブな感情は、悪!!」
きっと、私の「女性性の否定」はこれです。
自分では、自身の感情に向き合って、感情を受け止めていたつもりでした。
でも実際は、受け止めていると見せかけて、否定していたようです。
「そういう感情があっていいんだよ」
と声をかけながら、
「早くその感情消えてくれ」
と思っていました。
「感情を吐き出すことは、その感情の存在を肯定すること」
だと気づきました。
吐きたいのに吐かないと、毒が溜まります。
よく、女性の月経は「浄化」と言われますが、このときに溜まってる毒を一気に発散しようとするのでしょう。
そして、溜め込まれてる毒が多ければ多いほど、PMSや生理痛が重くなるのではないかなと。
感情は溜め込まないようにしてたつもりですが、女性性を否定することで、たくさん溜め込んでいたようです。
そういえば、毒母は、
「PMSも生理痛も一切無い」
と言ってました。
「朝から晩まで、他人(私)に発散していたからな…!!!」
と、納得がいきました。
改めて、普段から、自分がネガティブな感情を持つことを肯定しよう、ちゃんと身体の外に吐き出そう、と思いました。
ネガティブな感情をそのままヒステリックに出してしまったら、人としての尊厳を失いますorz
私は抵抗がありますw
でも、それを原動力にして、仕事をしたり、家事をしたり、スポーツをしたら、良いエネルギーになります。
きっと、吐き出す方法だけ、気にすれば良いのです。
今はまだ、PMSは重いですが、徐々に軽くなっていくと良いなと思ってます。