「掃除がつらい」
「少しでもラクに感じたい」
「掃除を楽しいと思いたい」
という方に。
私は掃除はする方だったけれど、しんどかった。
私は掃除する方だと思いますが、それでもしんどかったです。
楽しくできるようにツールを工夫したり、掃除の仕方を改善したり、結構色々やってきました。
でも、
「いくら効率化をしても、掃除というタスクは絶対に無くならないんだ。」
「やってもやっても、また汚れてキリが無い。賽の河原だ。」
「人間は死ぬまで永遠にこのタスクからは逃れられないんだ。」
みたいな感覚でした。
掃除をした直後は気分良くいられますが、少しすると、
「ああまた汚れてきた。また掃除しなきゃいけないんだ。しんどい。」
という気持ちになります。
住人の私がそういう気持ちで場を見るせいか、物理的にはきれいなはずなのに、場に漂う空気は「なんか疲れている」みたいな空気でした。
掃除のスタンスBefore「汚れの除去」
「どういうスタンスで掃除をしているだろう?」
と考えてみると、私にとって掃除は、
「汚れの除去」
でした。
「きれいな状態」が100点、かつ、あるべき姿。
でも、汚れという「減点」が発生している。
掃除をすることで「減点」を補填していく。
という感じ。
でも人間生きていれば「きれいな状態」なんてものは一瞬です。
だから、ほぼ毎日「足りていない」気分でした。
「ここ掃除終わった……ああでも、まだあそこが残ってる」
「まだ足りないまだ足りない」
みたいな。
しかも、当然その掃除タスクは、日が経てば自動的に増えます。
「まだ掃除をしていないところ」
は、
「永遠に増え続ける未処理のタスク」
です。
まるで穴の空いたバケツに、毎日せっせと水を入れるような、
「また水が減ってる、足さなきゃ……」
「でも穴が開いているから、足しても足しても水は流れていく……うわあん」
という気分です。
私の今までの掃除スタンスはこんな感じ。
軽い地獄じゃないですかー書いていて泣けます。
掃除のスタンスAfter「快感の積み重ね」
先日、さやちゃんの億女大学で「掃除術(with ゆたにえりさん )」を視聴しました。
そこで、ゆたにさん流掃除術を聞いて、「そう考えればいいのかー!!」と理解しました。
▼【1000人の主婦革命】億女大学カリキュラム!/吉野さやかオフィシャルブログ
ゆたにさん流掃除術は、
「快感の積み重ね」
でした。
「ホコリみっけ→掃除する→床がキラッとした!→嬉しい!」
の、積み重ねです。
例えるなら、ホコリを見つけて掃除をするたびに、
「ダイヤが得られる感覚」
なのでしょう。
(ダイヤ=「嬉しい!」の感覚)
掃除をすればするほど、ダイヤが増えて溜まっていきます。
つまり、
「まだ掃除をしていないところ」
は、
「ダイヤの採掘鉱山」
です。
そんなスタンスなら、汚れた部屋なんて最高ですね。
「ダイヤがたくさん埋まっている!!掘りたい!!」
となるでしょう。
こう書きながらすでに、私がよだれ出そうな気分です。
講座でゆたにさんは、
「ホコリを見つけると嬉しい」
と話していらっしゃいました。
ああ、ダイヤ集めのスタンスだから、ホコリを見つけると嬉しくなるのかも、と腹落ちしました。
私もホコリを見つけて喜ぶ人になりたいです。
まとめ。
「この考え方を、掃除以外にも横展開したら……?」
と想像しました。
視界が360度キラキラまぶしすぎて、心拍が上がりました。
あたり一面、採掘鉱山ですね。
ダイヤ、アクアマリン、エメラルド、サファイア……うふふ。
ちなみに、できた分だけマス目を塗ったりシールを貼って「これだけ溜まった♡」とうきうきする人とか、通帳の数字が増えていくのを見てキュンとするタイプの人は、この考え方が合っている気がします。
終わったタスクを線をぴーっと引いて消してキュンとするタイプの人は、「汚れの除去」自体がすでに快楽かもしれません。
掃除は、少しスタンスを変えるだけで、「賽の河原での石積み」から「ダイヤの採掘」に変わります。
「掃除がしんどい」という方の参考になれば。
私もこの考え方で、掃除をはじめ、色んなことを楽しくラクに快感にしていけそうです。