料理を作ることに疲れた方々に贈りたい、バズレシピリュウジさんの言葉。
「じゃあ母親は酸っぱいの苦手だから、じゃあちょっと甘めにしよう。
でも息子はからいの嫌いだから、からいのも抜こう。
そうするとむちゃむちゃキュッとなるんですよね。(作れる料理の範囲が)
でも自分の円(食の好みの範囲)ってこれぐらいあるんだけど、みんなの円を重ね合わせるとこれぐらいしか(小さい範囲)残らないんですよね。
その中から今日飽きられないように、何しようか何しようかでこうやるわけじゃないですか。
やっぱり家族に(料理を)作るとか特定の人に作るっていうのは、あんなに大変なもの無いですよね。)」
▼New Life -新しいスタート- リュウジ編 揺るぎない料理への思い。料理研究家・リュウジに学ぶ信念の貫き方/YouTube(21:37あたりから)
この言葉にどれだけの人が救われるか。
なんて愛の深い人なのでしょう。
図解すると、こういうことですよね。
「家で家族の食事を作る」
というのは、ものすごく考えることが多いです。
家族の好みだけでなくて、栄養バランスや、冷蔵庫の中にある食材をふまえてメニューを考えたり。
買い物へ行ったり。
買い物へ行っても、予定していた食材が無かったりして、別の食材を選んだり。
鮮度や時期で買う食材を比べたり。
作るときも、段取りを考えたり。
食べるタイミングを考えたり。
作った後も保存したり。
冷蔵庫の空き具合を踏まえて、冷凍したり、解凍したり。
相当高度な総合格闘技です。
調理自体の体力&精神コストなんて、氷山の一角です。
リュウジさんのこの言葉は、普段料理に疲れている人の心に染み渡る言葉だと思いました。
写真は、リュウジさんのレシピで作った究極の海鮮丼。
作るたびに、旦那氏が喜ぶメニューです。
リュウジさんのレシピは、全部本当に美味しいです。