私は、これまで相当PMS(月経前症候群)に苦しみました。
いくらか波はありますが、今ではPMSの時期は2日ほどパフォーマンスが少し落ちる日がありますが、かなり動けるし気分も晴れ晴れ!という状態になりました。
相っっっっ当ラクになりました。
人それぞれ症状は違うそうです。
体質も違えば、改善方法も違うのではと思います。
私が効果のあった方法をまとめました。
どなたかの参考になれば幸いです。
西洋薬(セルトラリン、ロフラゼプ酸エチル、エスゾピクロン)
- セルトラリン(100mg)
- ロフラゼプ酸エチル(1mg)
- エスゾピクロン(3mg)
心療内科でこれらを処方していただき、数ヶ月~数年飲んだら体質が変わりました。
特に量も大事で、セルトラリンは100mgが服用ができる最大の量なのですが、私この量まで必要でした。
こちらを飲むまでは、PMSの時期はベットの上でのたうちまわっていて、仕事も家事も何も手につかない、横になって休もうにも、心身ともにつらすぎてじっとしていられない、という状態でした。
体質が変わった後は、つらいつらい言いつつも、ある程度動けるようになりした。
ベッドに横になっても、ちゃんとリラックスできるようになりました。
人生が変わりました。
本来はうつ病の薬らしいのですが、
「理由は分からないけれど、なぜかPMSにも効く」
ということで処方されているようです。
ちなみに私の場合、PMSの精神面の症状にも効いていますが、身体面にもとてつもなく効いています。
これが不足すると、気持ちは明るいのに、身体だけが動かない、という状態になります。
(本来、メンタルの薬なのに。
不思議です。)
漢方薬(桃核承気湯)
私の場合は、上記の西洋薬に加えて、さらに桃核承気湯(とうかくじょうきとう)という漢方薬を飲むようにしたところ、とても元気になりました。
(西洋薬は毎日服用しますが、桃核承気湯はPMSの時期だけ飲みます。)
▼漢方薬は病院で処方していただく以外にも、ネットや市販の薬局でも買うことができます。
私の場合、特にメンタル面に効果抜群で、絶望していた気持ちがカラッと晴れます。
こちらも上記の西洋薬と同じく、
「理由は分からないけれど、なぜかPMSにも効く」
ということで処方されているようです。
ちなみに、婦人科系の代表的な漢方として、当帰芍薬散と加味逍遙散がよく処方されるそうです。
しかし、私にはまったく効かないどころか、むしろ「あれ?今月、悪化したかな」と思う薬でした。
(色んな病院をさまよっていたときに、それぞれ別のクリニックさんから処方していただいたことがありました。)
後から調べたところ、当帰芍薬散と加味逍遙散は、平たく言うと虚弱体質の方が服用する薬だそうです。(漢方で言うところの「虚証」)
私は逆の体質で、血の気が多いタイプです。(漢方で言うところの、「実証」)
体質と薬が合っていなかったようです。
「患者の体質を見ずに、一辺倒に薬を処方するんじゃねえ金返せキサマラアアア!!」
と思いました。
当帰芍薬散と加味逍遙散が効く虚弱体質の人は、きっとこんなことは言わないのでは。
▼良書。こちらの本を読んだら、すぐ理解できました。
▼私と正反対の虚弱体質の方向けの、当帰芍薬散と加味逍遙散。
エスシタロプラム
エスシタロプラム10mgという頓服薬もとても効きました。
上記の薬を飲んでも、PMS時期と悪天候の時期と満月・新月が重なって身体がしんどいときなどは、少し割って少量だけ服用します。
飲むとすぐに身体が軽くなります。
イブプロフェン
私の場合、特に腹痛に効いています。
心療内科や産婦人科で処方していただけば、保険適用で安く購入できます。
市販薬では、ノーシンピュアなどが該当します。
痛み止めの成分は、イブプロフェン以外にも、アスピリン(アセチルサリチル酸)とロキソプロフェンナトリウム水和物があります。
3つとも、働き方は一緒だそうです。
ただ、私は3つとも試しましたが、その中でイブプロフェンが一番効く気がしたのでイブプロフェンを使っています。
(ただのタイミングかもしれませんが。)
まとめ
この3つのおかげで、本当に人生が変わりました。
それまでは、この体質はどうにもならないもので、ずっと背負って生きていかなければならないのだと思っていました。
「どんなに幸せな日々を送っていようが、毎月14日間は必ず地獄が訪れる。」
「今後もそれがずっと続くんだ。」
「この先、ホルモンバランスが何か変化しない限り、ずっとこうなんだ。」
「女性は、女性として生まれただけで呪いを背負っている。」
と、本当に嘆いていました。
処方してくださった二人の先生に、心の底から感謝です。
人それぞれ症状も、治療方法も異なると思います。
ぜひいろいろ試して、ご自身に合う方法を探してみてください。
良い方法が見つかることを祈ります。