PMS改善のために、
「桃核承気湯(とうかくじょうきとう)」
という漢方薬を飲んでいます。
(2023年10月から)
この桃核承気湯の、素晴らしい効果と、とてつもない副作用をまとめました。
桃核承気湯の効果。PMS時期のあらゆる不調が綺麗に消える。
体力があって血の気が多いタイプ(漢方では「実証」と呼ぶそう)な人に対する代表的な漢方です。
滞った血液の循環を良くし、不安定になった気の流れを整える効果があります。
【血液の循環をよくしてイライラや不安感を鎮める】
体力があってがっちりタイプの、「実証」の人に対する代表的な「駆瘀血剤」(瘀血を改善する薬)です。(※瘀血…血の滞りが悪くなっていること。)
のぼせ気味、便秘がちで、「気逆」をともなう人に向きます。(※気逆…働きが不安定になり、身体の上方に突き上がっている状態)
具体的には、頭痛、イライラ、不安、不眠、便秘などがある人の、月経異常や更年期障害、月経時や産後の精神不安の治療などに用いられます。
(中略)
腰痛、肩こり、神経痛などでも、「瘀血」があれば、この薬で痛みが楽になることがあります。
「桃核承気湯が向く人」の箇所に、
- 体力があり、のぼせ気味な人に向く。
- 主な症状:めまい、肩こり、腰痛、便秘、頭痛、イライラ、不安不眠、のぼせ、顔面硬直、関節痛、神経痛
とありました。
「全部私のことじゃないか!!」
「全部同じ原因から来ていたのか!」
と感動しました。
(ちなみに、私に合わなかった「当帰芍薬散が向く人」の箇所には、やはり私に該当しないことばかり書いていました。
「やせていて顔色の悪い、冷え性の人に向く。貧血傾向、足腰の冷え、むくみ、色白、顔面蒼白等。」
私は、全部該当しません。)
▼冷え性や貧血タイプの方向きの当帰芍薬散。
桃核承気湯の副作用。激しい下痢。
桃核承気湯の副作用は、激しい下痢です。
東洋医学では、「下痢は良いこと、便秘は悪」だそうです。
私は最初は半袋飲んだだけで、数分後に強い腹痛が起こり、お手洗いにダッシュしました。
しばらく飲み続けていると、徐々に身体に慣れてきて、1日3回丸々飲めるようになりました。
でも、ある程度下痢をすることは変わらず、この時期は漢方による腹痛と生理痛による腹痛が重なります。
この時期は、長距離のローカル電車に乗ることは控えています。
ただ、桃核承気湯はPMSの期間だけ飲んでいるので、下痢の副作用もその時期だけです。
この時期だけ、旦那氏とお手洗いの取り合い、譲り合いになります。
旦那氏「その時期だけ、フィーバータイムってことね!」
そうです。
まとめ。桃核承気湯、おすすめです。
体力があって血の気が多いタイプ(実証)で、PMSや月経異常にお悩みの方、ぜひお試しください。
▼処方箋薬局以外でも、ネットや普通の薬局でも購入できます。