矛盾した考え方や感情とその原因について。
心の中に、矛盾した思いがあっても、それは当然のことだよ、という話。
私には、こういう感覚があった。
「自分は色んな人から好かれて、頼られる。たくさん人が集まってくる。
でも、人から好感を持たれたり頼られることは危ないこと。ぜんぶ受け入れてくれると思われて、自分と関係無いうっぷんなどもぶつけられて、最終的に殺される。」(トツゼン物騒でゴメンナサイ。。。)
「自分は誰にも求められてないんだ。誰も自分を必要としてないんだ。」
「誰にも認められなくても、全然気にならない!自分が自分を良いって思ってるから、心から満たされてる。」
矛盾してる!
バラバラ!
自分は人に求められると思ってたり、真逆のことを思ってたり、そんなことどうでもいいと思ってたり。
無自覚な気分屋なのかな?
いやどちらかというと、そうでもないしな…
何事にも筋を通したいタイプだしな…
って不思議に思ってた。
(ちなみに、例えば『子どもを大切にしたい気持ち』と『育児が嫌になる気持ち』とかは、『矛盾しない』に当たると思う。
「子どもを大切にしたい気持ちはあるけど、育児はとても大変。だから、育児の時間が長すぎるとしんどい気持ちが出てくる。」みたいに条件づけをして整理してあげれば、十分筋が通るから。)
でも、最近、湧き上がってくる感情を片っ端から浄化していて、やっと分かった。
それぞれ、違う人の念だorz
(一般的に言う前世、ボディートークでいう第8チャクラ)
参考記事:私の「マインドフルネス・念視・ヒプノセラピー」の言葉の使い分け。
…。
いい加減ヒプノセラピー(前世療法)しすぎて、正直ちょっと飽きてきたよ…orz
1つ目の、「自分は色んな人から好かれて、頼られる。でも最終的に殺される」は、「魔女狩りに遭った薬師の男性」のようだった。
薬を調合したり、怪我の手当てをしたりして、街のお医者さんみたいな人のようだった。
でも、魔女狩りに遭って、街の人に「あいつが怪しい!」とつるしあげられて、「あんなに人々に誠心誠意貢献してたのに?!あなたの子どもとか、夜通し看病したりしてたのに?!散々頼った挙げ句に殺すの?!自分たちを助けてくれた人に対して、この仕打ちか!」と憤怒しながら亡くなった、という感覚だった。
魔女狩りの実際のところはもちろん分からないけど、この男性は「政治や社会への不満を八つ当たりする先として、人々の矛先が自分に向いた」と感じたようだった。
「俺とは関係ない不平不満を、ぜんぶ俺にぶつけやがって!!何でも受け止めてもらえると思いやがって!!」
みたいな感覚が出てきた。
(ベタだけれど、火あぶりの光景が見えて「あー…火あぶりされる側の景色ってこんな感じなのか…当たり前だけど、目線が高い。(そこか)」って感じた。一応、心の中で手を合わせた。)
2つ目の、「自分は誰にも求められてないんだ。誰も自分を必要としてないんだ。」は、私がボディートークを受けると何度も出てくる「無実の罪で絞首刑になった男性」と「母親に売られて奴隷になって死ぬまで苦しんだ人」。
参考記事:なぜか自分だけ怒られる。標的にされやすかった理由が分かった。[ボディートーク実体験]
参考記事:生まれつきの価値観も180度変わるタイミングが来る[ヒプノセラピー]
誰かが流した嘘のせいで簡単に自分が死刑にされてしまったこと、親族を含めてそれを誰も止めてくれなかったこと、下の子が生まれて簡単に自分が売られてしまったこと、
「あんなに仲良くしてたのに、自分がどうなろうがみんななんとも思わないんだ…」
「どんなに仲良くしていようが、簡単に手のひらを返して簡単に殺すんだ…」
という絶望と恐怖が感じられた。
3つ目の、「誰かが認めてくれなくても全然気にならない!」は、イタリアの画家の男性。
世間では写実主義で写真のようなリアルな絵画が主流だったのに、時代に逆行して、Appleのようなスマートデザインの絵画をルンルン描いている男性だった。
全然売れていないのに、自分の絵が大好きで世界一素晴らしいと思っていて心の底から自信を持っていたようだった。
戦争の時代だったようだけど、「みんなは、何ばかなことをしてるんだろー。戦争なんてやったって、何も良いことないのに。悲しみしか生まないのに、どうしてそんな意味のないことに、精力をつぎこんでるんだろう。」って思って、冷めた目で他人事のように見ていたようだった。
「さっ、俺は絵ー描こ!」みたいな。
(これはオーラが見える方に見ていただいたときに初めて出てきたけど、最近3年ぶりくらいに自分でも見えて「おっ」と思った。
そして、あまりにも自分の性格と酷似していて、ちょっと頭をかかえた。)
ついでに、1,2つ目の念は「生まれたときにくっつけてきた、他人の念」のようだったけど、この3つ目の画家さんは本当に自分の前世の1つのような感覚がした。
もちろん気のせいかも知れないけれど。
1,2つ目の念はいくらか解消できたけど、この画家の男性は解消される対象じゃないようだった。
「いや別に俺トラウマとかじゃないんで」
「そういう性格のつくりってだけなんで」
みたいな手ごたえだった。
ひとつひとつ視ていったことで、謎が紐とけた。
なにはともあれ、
真逆の考え方があっても、おかしいなんて思わなくていいんだよ。
それをそのまま他人に言ってしまったら、混乱させてしまうと思うからおすすめはできないけど。
あなたの中にある考えは、すべて本来のあなたのものとは限らないんだよ。
自分のせいだなんて、責任を感じなくて良いんだよ。
もしその考え方を持つのがしんどかったら、ひとつひとつ解消していけばいいんだよ。
という話でした。