先日、さやちゃんの億女大学で「掃除術」を視聴しました。
そこで知った、ゆたにえりさんの掃除法がとっても素晴らしかったので、色んなところをお掃除しました。
▼【1000人の主婦革命】億女大学カリキュラム!/吉野さやかオフィシャルブログ
- キッチン
- 洗面所
- お風呂場
- 自分の部屋
- 玄関
etc…
重曹orクエン酸をスプレーしつつ、細かくすみずみまで拭き掃除。
▼キッチン(食器棚側)
掃除をして気づいたのが、
「私は自分が今まで積み重ねてきたことをまったく見ていなかった。
これまで自分は、本当によくやってきていたのに。」
ということでした。
私は、意識して良いことをカウントしていかないと、すぐ良い面が見えなくなって、悪い面ばかり見てしまうタイプです。
キッチンひとつでも、いつも、
「気に入るアイテムをいろいろ揃えたはずなのに、全然完成が見えない」
「こまめに掃除をしているはずなのに、すぐ汚れて疲れる」
「いつも掃除の手が回りきっていない気がする」
「色々工夫は重ねたはずなのに。あと何をすれば『素敵なおうちに住みたい』という理想が叶うのだろう」
と思っていました。
いつも気持ちがどんより。
今回の掃除では、部屋、家具、物、あらゆるところを丁寧にすみずみまで手で触れていきました。
掃除をしていくうちに、いろんなことを思い出しました。
アイテムひとつを選ぶのにも、納得いくまで考えたな、とか。
使いやすいように細かく細かく何度も改善したな、とか。
気に入るアイテムをちゃんと選んで買って揃えていったな、とか。
▼配置を考えに考えた食器棚
思い出すうちに、
「どうして過去の自分がこんなに丁寧に作った場なのに、まるでそれが全部無かったかのように見てしまっていたの?」
「十分やってるじゃん!!」
と悲しくなってきました。
丁寧に愛情を込めて作られた料理が、愛情をまったく見てもらえずに暴言を吐かれ続けている、なんて寂しくて可愛そうなんだ、みたいな気分です。
ひととおり掃除をし終わって、キッチンをじーっと眺めると、
「あー良いキッチンだなあ」
「素敵なアイテムばかり」
「私、よくやってるなあ」
という気持ちになりました。
掃除を終えた後も、キッチンを通るたびに、チラチラ見て、
「素敵なキッチンだ♡」
と、嬉しくなりました。
少し前まで、見るたびに気持ちがどよんとしていたし、なんならあまり見たい気持ちになれなかったのに。
ビフォーアフター、大違いです。
「掃除」は、「場」に向き合う素晴らしいツールです。
ついこぼれ落としがちなポジティブな面を、ひとつひとつ拾って、思い出していこうと思いました。