この前、「時短、洗い物を少なく、カンタンに」を意識してハヤシライスを作った。
とてつもなく、つまらなかった。
ストレスと疲れが残った。
昨日、改めてハヤシライスを作った。
今度は、時間も手間もたっぷり使って、思う存分納得がいくものを。
とても楽しかった。
気持ちがリフレッシュされて、活力、爽快感、達成感、色んなものが生まれた。
玉ねぎを飴色になるまで炒めたから、身体は疲れた。
納得のいく味になるまで、集中してじーっと味見を繰り返していたから、神経も疲れた。
でも気持ちの良い疲労感だった。
洗い物はたくさん残った。
洗い物は面倒だけれど、「まああれだけ丁寧に作ったのだから、しょうがない」と割り切れた。
何より、今までで一番美味しいハヤシライスができた。
自分が一番テンションがあがるやり方でやると、楽しいし、快感になる。
タスクを処理する感覚でやると、「面倒で疲れることを、労力を削ってこなす」みたいになって、心も身体も疲れてしまう。
行動を楽しくする方法は、きっと人それぞれ違う。
私は、料理に関しては、「納得がいく作品を作るために、とことんやる」と快感を感じられる。
他の人だったら「いかに洗い物を減らすかを考えるのが快感」「いかに短時間でやるかを考えるのが快感」という人もいると思う。
「どういう意識でやったら、自分は快感を感じるかな?」って確認して取り組んでみて。
色んなことが楽しくなるよ。