去年保険の見直しをして、それまで入っていた保険を解約して、改めて4社入った。
保険ショップ(保険代理店)を利用させていただいた感想と、「保険ショップで保険を勧められた後は、自分で比較検討しまくるんだよ!」という話です。
※保険ショップ…ほけんの窓口さんや、保険見直し本舗さん、などなど、複数の保険を扱ってる保険代理店のこと。
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保険ショップは、説明がすごく丁寧。保険初心者さんには大変助かる場所。
保険ショップは、説明がすごく丁寧で、保険見直し当初の私のような保険の知識が無い人には大変助かる場所だった。
きっと、相談に来るのは基本的に「保険について右も左も分からないから、とりあえず無料相談があるなら行っておこう」というような保険初心者さんなのだと思う。
複数の保険を比較して提案していただけるから、色んな保険会社の特徴が分かってとてもありがたかった。
参考記事:保険がよく分からない人は、まず保険ショップに行くと楽だよ[保険の見直し]
保険ショップのビジネスモデル。保険会社からの手数料で成り立ってる会社さん。
とはいえ、当然保険ショップにも保険ショップのビジネスモデルがある。
保険ショップは、相談者さんが相談窓口を通して保険に加入することで、保険会社から仲介手数料をもらって成り立っている会社さん。
どういう形式かは分からないけれど、保険によって手数料の高い低いとか、「今月のこの保険の契約目標件数は◯件」みたいなのは、当然あるはず。
なので、「あなたのニーズに合った保険はこれですよ」って勧めていただいたとしても、それは本当にあなたに合っているのか、手数料が高いから勧めているのかは、分からない。
手数料の高いものを勧められはしたけど、それがあなたに本当にピッタリ合う保険かもしれないし、そうでないかもしれない。
(そもそも、相談者さんが違えばニーズも違うから、同じ保険でも合う合わないはあるしね。)
決してそれが悪いということではなくて、あくまでそういうビジネスモデルであって、そこをふまえた上で話を聞くのが大切だよ、というのが私が伝えたいこと。
新しいブランドの保険を勧められがち。審査が落ちそうになると他の保険を勧められがち。(私の主観)
新しいブランドの保険を勧められがちだな、というのはすごく感じた。
最近、大手の保険会社が子会社を作って、新しいブランドの保険を出すのが増えているのだそう。
(例えば、2019年に、日本生命の完全子会社の「はなさく生命」ができて、「はなさく医療」が発売されたり。)
私は色々並行してネットで調べて、比較検討をして、◯◯保険は結局某××生命さんに入ったけれど、保険ショップではその保険会社さんは提案されなかった。
(この保険について、後々話したいのでここでは伏せておきます👍)
でも、これも当然のことで。
新しいブランドの保険の方が、これから知名度と加入者数を伸ばしていこうとしているのだから、当然手数料が高いだろうし、そちらを優先的に勧めるのは普通のことだと思う。
▼新しいブランドの保険は、そもそも保険ショップ向けに作っている保険のよう。
生命保険各社が簡素な保険を提供する新ブランドを相次ぎ立ち上げる。(略)
多様な商品を扱う保険ショップ向けに、従来より保険料が安い商品などを開発する。
伝統的な営業と異なる販路でブランドを構築し、市場変化に対応する。
あと、審査に落ちそうになったり、条件が付きそうになると(◯年間は肝臓に関する病気の保障しません、とか)、「他の保険を検討しようというお考えは…?」と即聞かれる、という感じはあった。
以前、保険業界は押し売りが問題になったこともあって、言葉はとってもソフトだけれど。
一旦審査でひっかかっても、書類を提出したりして(健康状態に問題ないことを、病院に証明していただく診断書とか)、審査が通ることは普通にある。
私もいくつかあった。
保険に入る人としては、当然一番入りたいと思った保険に入りたい。
でも、保険ショップとしては、「審査が長引くよりも早く当月の数字として入れたい」「その保険は手数料が安いから諦めてもらって、もっと手数料が高い保険を申し込んでもらいたい」という面はあると思う。
改めて書くけれど、決してそれが悪いということではなくて、保険ショップはそういうビジネスモデルだよ、という話。
だから、入る側としては「他の保険にしませんか」と言われたとしても、入りたい保険があるなら断って、審査を粘った方が良いと思う。
とにかく自分で納得しきるまで、しっかり調べること。
私は保険ショップは、素晴らしい場所だと思うし、とてもお世話になったし、本当にありがたかった。
ただ、保険ショップにも保険ショップのビジネスモデルがあるから、それをふまえて自分でしっかり比較検討するのが大切だよ、納得行くまで粘るんだよ、決めるのは自分だよ、という話でした。