心療内科の先生に聞いたことがすごく参考になったので、とりあえず書いておきます。
(詳細はまたゆっくり調べようと思います。とりあえず「覚え書き」だけ。)
昨年9、10月生活習慣が乱れてメンタルを壊したときに、心療内科で薬を出していただきました。
▶生活習慣が乱れてメンタルを壊した。心の健康は日光と血行から。
(※もう回復して、心も身体も、ぴんぴんしてます٩( ‘ω’ )و)
「セルトラリン」と「ロフラゼプ酸エチル」という薬でした。
当時の症状は、
「室内にいるのが怖い!」
「窓から誰かが入ってきて、殺される!!」
「外に出るのも怖い!!」
だったので、「抗不安薬」という、不安を抑えるものでした。
強烈な不安感は、扁桃体の過剰反応によるものだそうです。扁桃体は「恐怖」を感じる場所です。
▶No Fear Felt By Woman Without Functioning Amygdala/Medical News Today(海外サイト)
治療の流れはこんな感じです。↓
まず、薬を飲むことで、セロトニンの働きを整えて、扁桃体の過剰な働きを抑えます。
で、しばらくそのまま過ごします。
「家で普通に生活できる」
「外に出ても普通に過ごせる」
「安全」
という感覚を脳にすりこませて、恐怖感を「安心して過ごした記憶」で上書きするのです。
この説明を聞いて、
「なるほどーー!!!」
と、腹落ちしました。
「心療内科の薬=その時だけ楽になる」っていうイメージがあって、「飲んでるときだけ楽になっても、飲まなくなって元に戻るなら意味が無いな…」って思ってました。
抗不安薬には、「吐き気」や「食欲不振」などの副作用があるそうです。(私は全くありませんでした。)
なので、少ない量から始めて身体に慣らして、徐々に治療に必要な量まで上げていきます。
で、しばらく飲み続けて「安全な記憶の上書き」をして、ある程度たったら、今度は数ヶ月かけて徐々に薬の量を減らして、薬を抜いていきます。
1ヶ月とか、短期間で抜くと、高い確率で再発してしまうのだそうです。
ちなみに、この薬はPMSにも効果があるそうです。
私は、PMSは、卵巣ホルモンと黄体ホルモンによるものだと思っていたので、「そっちも?!場所違わない?!」って意外でした。
先生に「なぜPMSにも効くのか」を聞いたのですが、「詳しくは分かってない」のだそう。さらにびっくり!!
そもそも、うつ病もPMSも詳しい原因や改善策は分かっていないそうで、
「この薬が効くことは分かってるけど、どうして効くのか、まだしっかり分かっていない。」
のだそうです。
知りませんでした…。
まだ西洋医学で解明されてないことなんて、たくさんあるはずなのに。ついうっかり、何でも判明してるように感じてしまいます。
不思議だな~と思いつつも聞けて良かった話でした。
▼大まかなさわりではありますが、抗不安薬をはじめ、睡眠薬、抗うつ薬などの効き方が分かります。