「心地良く過ごしたいって思うのに、なぜかブレーキがかかる」
「心地良くいてはいけないって、なぜか思ってしまう」
という方向けの話。
私は、Happyちゃんやエイブラハムが大好きだから、
「あなたが良い気分でいること以上に大切なものは何もない。」
って考えで毎日生きている。
▼色んなチャレンジの歴史の数々。
参考記事:「心の声」記事一覧
でも、ある日、そもそも根っこに、
「心地良くいてはいけない。」
「心地良く生きてるなんて、他人に知られてはいけない。」
「私、ちゃんと苦しんでます!アピールをしなければいけない。」
って感覚があることに気づいた。
なんてひどいブロック!!
(あんまりだ!!)
そういえば、物を買ったり、ネットで買った物が家に届いたりすると、
「隠さなきゃ…!」
「元々持ってたものですよ、って態度でいなきゃ…!」
「新しく買ってません!ってしてなきゃ…!」
って気持ちになってた。
疲れて休んでいても、人の気配を敏感に察知して、
「休んでません!」
って起き上がって、何か作業してますアピールをしようとしたり。
欲しい物を買ったり、リラックスしたり、「こうしたら気分が良い!」って思うことをしようとすると、お腹のあたりにぐっと重いブレーキの感情の塊を感じる。
あと、最近何かと、
「戦時中の女性」
「与謝野晶子」
「はだしのゲン」
っていうワードが何かと目について。
ああ、そういうことか。。って思った。
(※与謝野晶子…戦時中に、戦争を反対すると受け取られる歌を読んで、世間から犯罪者だと批判されてしまった歌人。)
▼参考図書
私が抱えていた感覚はまさに、「戦時中の人」みたいな感覚だった。
「欲しがりません。勝つまでは。」
「日本人ならぜいたくは出来ないはずだ。」
「身にはボロ着て心に錦。」
「清貧。」
という、世間からの強い圧力の世の中で生きる人。
「本当は、自分が思うように生きていたいけれど、できない。」
「忍耐こそ正義の世の中で、心地良くリラックスして過ごすなんて危険。」
「本音を出すことは危険。」
「どんなに正しいと思うことでも、主張すれば世間から非難されて殺されてしまう。」
「少しの贅沢さえも、隠さなければ危ない。」
みたいな。
息を殺して、
「私、ちゃんと苦しんでます。」
「自分を制限した生活をしてます。」
「だから、問題ありません。」
「みんなと同じように、耐えて生きてます!」
ってアピールしてる感覚だった。
この感覚は、歴史の授業で学んだことをうっかり自分のものとして吸収してしまったのかもしれないし、いわゆる過去世かもしれないし、DNAに刻まれた祖先のものかもしれない。
記憶は遺伝するって聞くものね。
まあ、そのあたりは何でも良くてさ。
感情は、自分のものか誰のものか、現世か過去世かまでは掘り返さなくても、その感情がどんなエネルギーなのかが分かりさえすれば、そして言語化してあげれば、浄化することができるから。
こういう感情があるんだな~
こう思ってたんだな~
その感情、全部出していいよ~
ってその感情にじーっと意識を向け続けて、ラクになる言葉をかけて、すっきり昇華させた。
ブロックが昇華されると、
「これしたい!」
「あれしたい!」
って願望を行動に移すスピードが、スッと早くなった。
スムーズ!
あとは何より、心地良い選択をすることへの後ろめたさとか、ブレーキを踏んだままアクセルを踏む感覚も無くなったよ。
とーーっても気がラク。
「なぜか自分を制限をしてしまう」
という人は、
「自分がしたいことをしようとしたとき、どういう感覚になる?」
「どういう感覚が、ブレーキとして湧き上がってくる?」
「どういうブロックがある?」
って心の中を観察してみて。
集中して、意識をじーっと向けて、腹の中の感情に、ざぶーんと潜水艦を潜らせるようなイメージで。
感覚は、見つけて言語化さえできたら、特別なことをしなくても、スーッと消えていくよ。